韓国の聯合ニュースなどによると、このインシデントを時系列に並べると次の通り。
24日午前3時42分:北朝鮮商船が白ニョン島北東の黄海上の北方限界線を越境(韓国側発表)。韓国軍が警告射撃。
午前3時50分:北朝鮮は韓国の護衛艦が北朝鮮との軍事境界線を侵犯したと発表。韓国船は軍事境界線から2.5~5キロ深くまで侵入し、「不審船に対応する名目」で警告射撃を行ったと主張。
午前5時15分:北朝鮮が対抗措置として、海上緩衝区域に多連装ロケット砲10発を発射。
このニュースに関連し日本のインターネットユーザーからは、更なる衝突激化を懸念する声や、厳しさを増す地域情勢を背景に日本の対応も強めるべきだとの意見があがった。
このインシデントを受け、ロシア科学アカデミー極東研究所朝鮮研究センターのコンスタンチン・アスモロフ研究員は、スプートニク通信のインタビューに対し、韓国に対する米国の圧力の結果である可能性があるが、軍事衝突につながる可能性は低いとの見方を示している。