核爆弾「B83-1」は、その能力の制限が増加し、メンテナンス費用が増えているの受けて、退役する。
米国の国家防衛戦略では、防御が施された対象を攻撃するために米国は他の手段を使用すると述べられている。米国防総省は、新たらしい「スーパーボム」を開発するとみられる。
B83-1は、米国の核兵器における最新のメガトン級兵器。核爆弾B83-1を廃棄処分する計画は、少なくとも6年前に米エネルギー省傘下の国家核安全保障局が発表していた。B83-1の威力は約1.2メガトン。
なお、米国が1945年に広島と長崎に投下した原爆の威力は、それぞれ約15キロトンと25キロトンだった。ソ連がノーヴァヤ・ゼムリャーで実験が行った水素爆弾「ツァーリ・ボンバ」の威力は58.6メガトンだった。また米国も、B83-1よりはるかに強力な実験を何度も行った。
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