同紙は、石油などの天然資源が豊富な中央アジアは、欧州とアジア、中東を結ぶ地政学上の要衝でもあり、日本政府は戦略的に関係を重視していると指摘。「日本としては、欧米と連携し、この地域に強い影響力を持つロシアや中国をけん制したい考えだ」と報じている。
日本と中央アジア5カ国の外相による対話の枠組みは2004年に設けられた。林氏は今年4月に5か国外相とオンラインで会談したが、対面での会合は2019年5月以来、開かれていなかった。
同紙によると、ドイツで3日から4日にかけて開催されるG7外相会合では、中央アジア諸国との関係強化を進めることも議題となる見通し。
関連ニュース