日本、12月に中央アジア5か国と外相会合へ

日本政府は、12月後半東京で、林芳正外相とカザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの5カ国の外相との対面会合を開催する方向で調整していることが分かった。2日、読売新聞が複数の日本政府関係者の話を元に報じた。
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同紙は、石油などの天然資源が豊富な中央アジアは、欧州とアジア、中東を結ぶ地政学上の要衝でもあり、日本政府は戦略的に関係を重視していると指摘。「日本としては、欧米と連携し、この地域に強い影響力を持つロシアや中国をけん制したい考えだ」と報じている。
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日本と中央アジア5カ国の外相による対話の枠組みは2004年に設けられた。林氏は今年4月に5か国外相とオンラインで会談したが、対面での会合は2019年5月以来、開かれていなかった。
同紙によると、ドイツで3日から4日にかけて開催されるG7外相会合では、中央アジア諸国との関係強化を進めることも議題となる見通し。
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