複数の日本政府関係者によると、北朝鮮から発射された弾道ミサイルの可能性があるものは、日本のEEZ(排他的経済水域)外に落下したとみられる。
日本の浜田防衛相は、発射されたミサイルについて、1発目は、北朝鮮東岸付近から東方向に向けて発射し、最高高度150キロ程度で150キロ程度飛行。2発目は北朝鮮東岸付近から南東方向に向けて発射し、最高高度100キロ程度で200キロ程度飛行したと明らかにした。また、変則軌道で飛行した可能性があるという。
北朝鮮が弾道ミサイルなどを発射したのは今年に入って29回目。
韓国と米国は10月31日、5日間の日程で合同演習「ヒジラント・ストーム」を開始した。韓国軍と米軍は軍用機約240機を投入した。米国側からは海兵隊、海軍、陸軍も参加している。またオーストラリア空軍の空中給油機KC30Aも初参加し、在日米軍岩国基地に配備されているステルス戦闘機F35Bも参加している。