今年初め、西側諸国多くが全ロシア国営テレビ・ラジオ放送会社や、ロシア紙「コムソモリスカヤ・プラウダ」の軍事記者・特派員に対して制裁を課した。
ネベンジャ氏は「米国とNATO同盟国が軍事特派員に対し、一方的な制裁を課すことで言論の自由の権利を侵害し、圧力をかけようとする試みは全く容認できないと考える」と述べた。
国連は真実のために立ち上がる人々を守るべく、あらゆる手段を講じるべきだというのがネベンジャ氏の意見である。
ネベンジャ氏によると、映画『軍事特派員』は年末に公開される予定。この映画は、特別軍事作戦下でのロシアの軍事特派員の活動について描いたもの。
ロシアは特別軍事作戦の開始以来、大きな情報圧力を受けているとネベンジャ氏は強調。「情報弾圧は、ロシア軍の活動に関する膨大な数のフェイクによって特徴づけられる」と同氏は指摘した。
また、ネベンジャ氏は「西側の兵器がドンバスの街を砲撃しているように、西側のプロパガンダは自国民に情報弾を発射している」と指摘。「果てしない数のフェイクにより、彼らは現実とのつながりを失い、独立して考える能力が著しく損なわれている」と付け加えた。
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