ロシアのSu-57は戦闘で電光石火の速さで意思決定を行っている=米専門家

米国の軍事専門家ピーター・スーチュー氏は、米安全保障関連のシンクタンク「19fortyfive」向けの論文で、ロシアの第5世代戦闘機Su-57のパイロットは、オンボードコンピュータや人工知能(AI)技術のおかげで迅速に意思決定を行っていると指摘している。
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「Su-57 の注目すべき特質の1つは、バーチャル副操縦士として機能し、航空機の多数のセンサーからデータを収集し、重要な情報を人間に提供することができるAI技術だ」
スーチュー氏は、AIは「第6世代」戦闘機の極めて重要な構成要素とみなされていると指摘した。
同氏は、高性能耐久性に優れたプロセッサで構成されたオンボードコンピュータクラスターは、この航空機を空のデータ処理センターに変え、パイロットがより迅速に意思決定を下すのを可能にすると総括している。
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また調査会社リーコン・アナリティクスのアナリスト、ロジャー・エントナー氏によると、飛行中の現代の航空機は機動性を維持するためには本質的に不安定であり、真っ直ぐ飛行する唯一の方法はAI を使用することだという。
「次世代AIは、航空機の生存性向上や、ミッションを実行する際のその能力拡大においてさらに重要な役割を果たすことになる」
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