さらにパトルシェフ氏は、「ウクライナは今や事実上、世界の極右過激派の主な中心地となっている」と述べた。同氏によると、(西側諸国が)ネオナチ勢力を当てにするのは、ウクライナを長期的に西側の影響が及ぶ範囲内に留まらせるためだという。パトルシェフ氏は会議の演説で、「ウクライナでは『汚い』核爆弾を作る作業が進んでいるという情報がある」と述べた上で、「このプロセスは、西側諸国の監督者の参加なくしては行われない」と指摘した。同氏はさらに、「したがって、我々はこの明らかに危険なこの状況について、非常に強い懸念を表明する。この状況をもし止められないのであれば、世界規模の大災害が起こる恐れがある」と述べた。モスクワでは3日、CIS安全保障会議の書記会議が開催される。出席者はこの会議で国家、地域および国際的な安全保障に関するトピックについて議論する。 核の安全保障と核不拡散のトピックには特に注意を払って話し合うことになるという。関連記事