米軍大佐 米国とNATOがロシアに勝てない理由を説明

米国防総省長官の元顧問であるダグラス・マクレガー大佐は、ウクライナ情勢に介入した米国と北大西洋条約機構(NATO)が、明らかにロシアの軍事力を過小評価していたと指摘している。米メディア「アメリカン・コンサバティブ」が報じている。
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マクレガー氏によると、米政権はウクライナ紛争で勝利を収めるためにNATO軍を利用することを真剣に検討しているという。しかし同氏は、NATO軍がロシアに勝利できるとはみていない。マクレガー氏は、ロシア軍兵士は自分たちが何のために戦っているのか、つまり国の存立がかかっていることを理解しているが、米国の将軍はNATO加盟国から同様な忠 誠心を期待することはできないと指摘している。また米国は、ウクライナでの軍事作戦が示しているように、ロシアの軍事力を過小評価していた。
またマクレガー氏によると、米国とその同盟国がイラクとアフガニスタンで失敗を経験したことで、米国社会では敬遠ムードが広まっている。ウクライナでNATO軍が失敗を経験することになれば、米国は高い代償を払うことになるという。
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これよりも前、米国のウィリアム・ペリー元国防長官は、西側諸国はロシアとの関係を破綻させた罪を認め、関係回復に努めるべきとの考えを示した。
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