このうち、2日の訓練では、敵の空軍基地への攻撃を想定し23発の地対空ミサイルを発射したとしている。南北分断後初めて、海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)を越えて発射したミサイルについては「戦略巡航ミサイル2発を発射し、蔚山(ウルサン)から80キロ沖合の公海上に向け発射した」という。
また、3日に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17型」と推定される弾道ミサイル1発を発射したことについては、「国防科学院の指示に従って戦術弾道ミサイルを発射した」と説明している。
聯合ニュースの報道によると、朝鮮人民軍総参謀部は「厳重な状況に対処する徹底かつ決然たる対応意志と、共和国(北朝鮮)武力の軍事的能力への明確な自信を示威するために対応軍事作戦を実施した」と主張。
さらに「敵のあらゆる反共和国戦争演習に対し持続的かつ決然と、圧倒的な実践的軍事措置をもって対応していく」と強調した。
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