記事によれば、「インド政府の高官らは、必要なときがきたとき、インドが和平に向けた努力においてどのような役割を担うことができるかについて協議している」という。
インドの2人の政府高官が明らかにしたところによれば、フランスのエマニュエル・マクロン大統領が、インドのナレンドラ・モディ首相と協議を実施し、ロシアとウクライナの和平交渉の可能性について意見を交わしたが、交渉は実現されなかった。インドの高官によれば、その段階では、ウクライナ紛争の平和的解決を西側がどのように想定しているのか分からなかったという。
また記事によれば、インド、イスラエル、アラブ首長国連邦の外務省が、共同で仲介役を務める可能性についても協議したとのこと。
これより前、米ワシントン・ポスト紙は、事情に詳しい人物からの情報として、米国のジョー・バイデン大統領政府が個人的にウクライナの政府指導部に対し、ロシアと協議を行う用意があることを示すよう要請したと報じている。 一方、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、消息筋の情報として、西側諸国も個人的なレベルで、ロシアとウクライナの和平成立のための条件について話し合っていると伝え ている。
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