観光庁は7日、2025年度までの「観光立国推進基本計画」に関する有識者会議を開催した。訪日観光客数などを2025年に新型コロナウイルス禍前の水準（2019年は3188万人）に戻すべく、活性化策や政府の支援のあり方について議論し、今年度中に計画の策定を目指す。
朝日新聞によると、国際航空運送協会（IATA）は国際航空旅客数が2019年の水準に回復するのは2025年と予測している。さらに、日本では2025年に大阪・関西万博が開かれることから、同年をターゲットとするという。
共同通信によると、訪日観光客数は2019年に過去最多を記録したものの、新型コロナウイルスの影響で2020年は412万人、2021年は25万人と低迷した。
日本では10月11日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外国人旅行者の入国者数の上限（1日あたり5万人としていた）が撤廃され、ツアー以外の個人旅行客も入国が解禁された。
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