ブラック氏は、第二次世界大戦直後のオーストリアにはこの4カ国の軍隊がいたが、1955年に外国軍撤退に関する協定が結ばれた例を上げている。その後、オーストリアは憲法で永世中立国を宣言し、外国軍の配備は禁止された。
さらに同氏は、今後、共和党が多数を占める可能性がある米国議会はウクライナへの資金援助を止めるのではないかとの疑念も口にした。
これよりも前、ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相は、「ウクライナは中立国であり続けることは絶対にない」と発言した。レズニコフ氏によると、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に招かれるのに唯一欠けているのは、NATO加盟国の政治的な意思だという。
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