バイデン大統領はホワイトハウスで行った演説で、全ての選挙結果を知っているわけではないとしつつも、事前予想で指摘されていた巨大な「赤い」波は起こらなかったと発言した。また、苦しい敗北を喫した選挙区はあるとしつつも、過去40年間で行われた中間選挙で民主党は下院について言えば最大規模の議席数を獲得すると主張し、共和党優勢の報道に反発した。
また、国民の利益にかなう場合、共和党と協力する用意があるとも指摘し、近く共和党幹部と会談すると発言した。
2024年の大統領選については家族と相談したうえで、2023年年明けまでに最終的な態度を表明すると指摘した。
CNNの予想によると、共和党は下院で203議席、上院では49議席まで議席数を伸ばし、両院で民主党を上回っている(民主党は上院で187議席、下院で48議席)。投票結果の集計作業は現在も続いている。
関連ニュース