報道によると、これは米韓の極秘取引で、その期間については明らかにされていない。
消息筋によると米国は韓国からおよそ10万発分の榴弾を購入し、ウクライナに供与するという。これによりウクライナは数週間の激しい戦闘に耐えられる見通し。
韓国政府はウクライナに致死性兵器は供与しないと表明しているものの、米国を経由することでこの方針に背くことはないとのこと。また、米国は他国の軍事物資を転用することで、「急速に枯渇しつつある」自国の兵器を温存することが可能となる。
例年10月にロシアで行われる有識者会議「ヴァルダイ国際討論クラブ」の第19回会合に出席した中でウラジーミル・プーチン大統領は仮に韓国側が実行に移せば二国間関係は破壊されると牽制していた。そのうえでプーチン大統領は仮にロシアが北朝鮮に兵器を供与した場合、韓国側はどのような印象を受けるかについて自問するよう呼び掛け、自制を促していた。これに対し、韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は、韓国が原則的にウクライナに対して人道支援だけを行っていると説明し、韓国からの軍事支援が決まったとの情報を否定していた。
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