報道によると、米国向けに輸出する榴弾を最終的に使用するのは米軍であることを条件に韓国国防省は交渉を進めているとのこと。現在、米韓は155mm榴弾を米国に輸出する方針で交渉を行っている。聯合ニュースによると、韓国が輸出する榴弾は主にK9 155mm自走榴弾砲で使用されている規格のものだという。
韓国国防省はウクライナに致死性の兵器を自ら供与することはないという、これまでの姿勢を改めて強調している。
一方、米国は近くウクライナに142門の155mm榴弾砲に加え、92万4000発の榴弾を供与する。
ロシアで行われる有識者会議「ヴァルダイ国際討論クラブ」の第19回会合に出席した中でウラジーミル・プーチン大統領は仮に韓国側が実行に移せば二国間関係は破壊されると牽制していた。そのうえでプーチン大統領は仮にロシアが北朝鮮に兵器を供与した場合、韓国側はどのような印象を受けるかについて自問するよう呼び掛け、自制を促していた。これに対し、韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は、韓国が原則的にウクライナに対して人道支援だけを行っていると説明し、韓国からの軍事支援が決まったとの情報を否定していた。
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