有料サービス「ツイッター・ブルー」 偽アカウント増加でサービス停止

米ツイッターは、認証済みの偽アカウントが増えたことを受け、サブスクリプションサービス「ツイッター・ブルー(Twitter Blue)」を停止した。米紙ワシントン・ポストが11日、同社従業員に送られた電子メールを引用して報じている。
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同紙は「ユーザーはすぐにこの新たなツールを活用し始めた。(ジョー・)バイデン大統領をはじめとする政治家や、著名人などを装ったアカウントが作成された。中にはブランドになりすましてフェイクニュースを流したものもあった」と伝えている。
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記事では「なりすましの問題に対処するため」、10日夜、ツイッター・ブルーへのアクセスを一時的に制限することを決定したとされている。また同紙は、サービスが制限されたものの、ツイッター・ブルーの加入者は機能を完全に利用できるとしている。
10月末、米電気自動車大手テスラのイーロン・マスクCEOは、440億ドル(約6兆5000億円)でツイッターの買収を完了した。マスク氏は「ツイッターブルー」の提供額を月額8ドル(約1100円)に値上げし、これまで著名人や企業などに限ってきた「認証マーク」の付与を加入者全員に拡大した。
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