岸田氏とバイデン氏が会談 北朝鮮、台湾、対ロシア制裁について協議

日本の岸田文夫首相とジョー・バイデン米大統領は13日、カンボジアの首都プノンペンで開催された東アジアサミット(EAS)に合わせて会談を行い、北朝鮮のミサイル発射、台湾周辺の状況、ウクライナでの特殊軍事作戦に関連したロシアに対する制裁について話し合った。ホワイトハウスが発表した。
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発表によると、最近の北朝鮮の弾道ミサイルの発射後、バイデン氏は日本の防衛に対する米国の揺るぎないコミットメントを再確認した。両首脳は、これらの挑発的な行動と、北朝鮮による違法な大量破壊兵器と弾道ミサイル計画の継続的な開発を非難したという。また、両氏は台湾海峡の平和と安定を維持するとともに、ウクライナ情勢に関連して引き続きロシアに制裁を課すという決意を再確認した。
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ホワイトハウスは、「バイデン大統領は、核兵器の使用の脅威に反対する岸田首相の演説に感謝し、『核兵器のいかなる使用が人道に対する敵対的行為になる』という岸田氏の発言は世界中で反響を呼んだ」とコメントした。
岸田氏は同日、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と会談した。
これより前、バイデン氏は、米国は中国との競争を続けるが、これが紛争に発展しないように注意すると述べていた。
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