同紙の情報筋によれば、中国の代表団は共同声明に関する協議中に、この問題について「激しい議論」があったと述べた。中国側は、声明で「戦争」という言葉を使用することを拒否した。
報道によると、最終的な共同声明には「戦争」という言葉が含まれる見通し。一方、この文書は「一部の国は紛争とその世界的な影響について異なる見解を持っている」と言及する可能性が高いという。
また、中国の代表者はG20について、安全保障問題を議論するための適切なフォーラムではないと述べた。一方、西側諸国とその同盟国は、ウクライナ情勢が「世界経済、特にエネルギー分野に影響を与えている」として、これに反発した。
これより前、中国の習近平国家主席は15日、フランスのマクロン大統領と会談した際、中国はウクライナでの停戦と和平交渉開始を支持しており、国際社会はそのための条件を整えるべきだとの考えを述べていた。
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