リャプコフ次官は、ロシアは米国とその同地域の同盟国が最近選択している緊張を高める道に代わる外交的解決の道に沿って動くことにコミットしていると強調した。
「まるで北朝鮮の忍耐力を試しているかのようだ。われわれは出来事を懸念を持って注視している。また、以前に朝鮮半島の非核化に関して使われていたこれらのフォーマットにおける作業は、米国のイニシアチブによって失敗したことを指摘したい」
なお、リャプコフ氏は、接触が全くないとは言えないと強調した。
米国のハリス副大統領は同日、タイの首都バンコクで行われているアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の場で開かれたオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、韓国、日本の首脳との会合で、各国は北朝鮮に「真剣かつ持続的な外交」を求めると述べた。
なお、韓国の聯合ニュースによると、米韓は北朝鮮の弾道ミサイル発射に対抗して、模擬標的の移動式発射台に精密誘導爆弾を発射する訓練を行った。訓練には、F35A戦闘機が参加した。
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