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日本はISSの運用期限を2030年まで延長へ

日本の永岡桂子文部科学大臣は米航空宇宙局(NASA)のビル・ネルソン長官とのオンライン会談で、日本が国際宇宙ステーション(ISS)の運用期限を2030年まで延長すると決めたと述べた。毎日新聞が報じた。
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日本は、2030年までISSの運用を延長するという米国側の提案に同意した。
ロシア宇宙国営企業「ロスコスモス」のセルゲイ・クリカリョフ執行役によると、ISSの将来はまだ不明だが、2024年以降の運用については現在議論されている。ロシア産業貿易省のデニス・マントゥロフ副首相は、ロシアはISSの運用を2028年まで延長することが可能であると考えていると述べていた。
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また、永岡氏とネルソン氏は、2028年に完成が予定されている米国が開発した月周回基地「ゲートウェイ(Gateway)」に日本人宇宙飛行士1人が搭乗することに合意した。
8月、ロシアを含むISSプロジェクトの全ての参加国は、2024年以降も同ステーションでの活動を継続する意向を確認した。
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