2位にはISUグランプリファイナル(2014)や世界選手権(2015)で優勝経験のある「女帝」の異名をもつエリザベータ・トゥクタミシェワ選手(25)が続いた(78.74点)。3位はクセニヤ・シニツィナ選手(18)だった(70.94点)。
グランプリ・ロシア大会の第6戦「ペルミ地方知事杯」は26、27日に露ペルミで開催。並行して開かれている国際フィギュアスケート連盟(ISU)のグランプリ・シリーズから露選手が排除されたために企画された国内大会となっているが、国際大会の表彰台を総なめにしてきたロシアの強豪が集う本大会は、世界レベルであるといっても過言ではないだろう。
グランプリ・ロシア大会の男女シングルではISUのグランプリと同じように、各選手が第1~6戦の中から最大で2回出場し、順位結果に応じてポイントが付与される。その合計点をもとに、来年3月に南部ソチで開かれるグランプリ・ファイナルに出場する選手を露フィギュアスケート連盟が決定する。すでに第1、3戦で優勝したカミラ・ワリエワ選手(16)は、ファイナル進出をほぼ確実にしている。
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