電話会談でプーチン大統領は、キエフ政権に兵器を送り続けるドイツを含む西側諸国の破壊的な路線に注目した。
ロシア大統領府によると、プーチン大統領は次のように述べた。
「キエフ政権に兵器を送り続け、ウクライナ軍兵士を訓練しているドイツを含む西側諸国の破壊的な路線に注意が向けられている。これらすべて、またウクライナに対する包括的な政治的支援および金融支援は、キエフが交渉の考えを完全に払いのけることにつながっている」
西側のこのような政策は、ウクライナの過激な民族主義者が民間人に対してさらに新たな血なまぐさい犯罪を実行するように仕向けている。
プーチン大統領はドイツ政府に対し、ウクライナの出来事に対する自分たちのアプローチを見直すよう呼びかけた。
またプーチン大統領とショルツ首相は電話会談で、ロシアと欧州を結ぶ天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム」へのテロ攻撃についても議論し、プーチン大統領は、ロシアの専門組織が調査に参加する必要があると指摘した。また両首脳は、穀物輸出合意についても触れ、ロシア産穀物輸出の障壁を取り除いて合意を誠実に履行する必要性を強調した。
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