マクロン大統領はインタビューのなかで次のように述べている。
「我々は今後の構造的な安全保障の枠組みを考えなくてはならない。これは部分的には、北大西洋条約機構(NATO)がロシア国境に近づき、兵器が展開し、ロシアへの脅威となりうるというウラジーミル・プーチン大統領の言葉につながる」
マクロン大統領は、この問題はウクライナ和平交渉の文脈で避けては通れないとの認識を示した。
「我々は和平の後、同盟国、NATO加盟国をいかに守るかを考えなければならないと同時に、ロシアが対話の席に戻ってきたときにロシアに対しても安全を保証しなくてはならない」
また、マクロン大統領はウクライナの原発をめぐる状況について、プーチン大統領と近く電話会談する意向を明らかにした。
一方、マクロン大統領は米国公式訪問最終日の2日、米実業家のイーロン・マスク氏と会談した。電気自動車や電池といったグリーンエネルギー産業について、「明瞭で誠実な」議論ができたとしている。
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