裾野市は先月30日、市内にある保育園で今年6月から8月にかけて、1歳児を受け持つ30代の女性保育士3人が園児の足を持って宙づりにするなど、15の悪質な行為が確認されたと明らかにした。
さらに、保育士は4歳児に対しても、カッターナイフを見せて脅す行為をしていたことが判明。裾野市は「虐待に当たる」との認識を示している。
保育士らは「一連の行為はしつけや指導のつもりでやっていた」などと話しているという。
また裾野市は、保育園が職員全員に一連の悪質な行為について口外しないよう誓約書を書かせていたと発表した。一方、園側は個人情報を守る趣旨のもので、事実関係が違うと否定している。
これについて、裾野市の村田市長は3日、園長が悪質な行為を隠蔽したとして、近く犯人隠避の疑いで刑事告発する意向を明らかにした。
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