静岡・園児バス置き去り事件 当時の園長らを書類送検

今年9月、静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で、通園バスの車内に取り残された3歳の女の子が熱中症で死亡した事件で、警察は5日、バスを運転していた当時の園長ら4人を、安全管理を怠ったとして、業務上過失致死の疑いで書類送検した。NHKなどが報じた。
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NHKの報道によると、書類送検されたのは、牧之原市にある認定こども園「川崎幼稚園」の増田立義元園長(73)ら4人。
9月5日、同園に通う河本千奈ちゃん(3)が駐車場に止められた通園バスの車内に約5時間にわたって取り残され、重度の熱中症で死亡した。発見時、千奈ちゃんは上衣を身に着けておらず、水筒は空になっていた。
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園側は今回の事件の原因について、普段担当している運転手に代わって元園長が急遽バスの運転をした際、車内の確認を怠ったこと、千奈ちゃんの姿が教室で見えないのに担任が保護者に問い合わせをしていないなど、複数のミスが重なったと説明していた。
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