欧州諸国の早期死亡の最大14%は環境汚染が原因=欧州委員会

EU(欧州連合)加盟国における早死にのうち、最大14%は環境汚染が原因であると欧州委員会が発表した。主なものは、大気汚染や騒音、また化学物質の影響だという。
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欧州委員会の報告によれば、「加盟国の間で、この指標には大きな差があり、早期死亡の割合は北部で5〜6%、南部および東部では12〜14%となっている」とのこと。
欧州委員会は8日、環境汚染に関する報告書を発表したが、それによれば、農薬、抗菌剤、海洋汚染のレベルは欧州では低下している一方、騒音の拡大や都市廃棄物の形成などの分野では、改善が見られないという。欧州委員会は「2030年までに汚染改善の目標を達成するには、より決定的な行動をとる必要がある」として、EU内で追加法案を採択する可能性を示唆した。
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