「モーツァルト・グループ」のミルバーン氏はニューズウィークの取材に応じた中で、ウクライナ軍の被害について「彼らは非常に多くの損失を被っている、メディアでは70%以上が死傷したと言われているが、誇張ではない」と発言した。
報道によると、ウクライナ軍は東部で甚大な被害を被っているという。ウクライナ軍は兵士不足に陥っており、しかるべき訓練を受けていない新兵が前線に派遣される状況にあるという。モーツァルト・グループが訓練を施す新兵の80%は銃を一度も手にした経験がないとミルバーン氏は指摘している。また、モーツァルト・グループは資金不足により年明けにはウクライナでの活動が困難になるとの見通しを示した。支出の大半は破壊された輸送兵器の修理や交換にあてられているとのこと。
またモーツァルト・グループの傭兵はロシアの民間軍事会社ワーグナー・グループの標的になっており、傭兵がチェックインするホテルにはミサイル攻撃が加えられるケースが相次いでいることから、特にドンバス地域では入居を断られている。
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