「西側がアフリカの状況を知っていれば…」=プーチン大統領、EU外相の「アフリカ人はロシア知らない」発言を痛烈批判

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は9日、欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル外相(外交安全保障上級代表)の「アフリカ人はロシアがどこにあるか知らない」とする発言にふれ、「アフリカはロシアが植民地からの解放で果たした役割を知っている」としたうえで痛烈に批判した。
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これまでにボレル外相は欧州議会で、ロシアを支持するアフリカ諸国の誠実性に疑念を抱くと批判した。ボレル外相によると、ロシアの立場を支持するアフリカ人は「ドンバスがどこにあるか知らず、プーチン大統領がどんな人かも知らない」そうだ。
この発言を受け、プーチン大統領は「アフリカではロシアとは何か、どこにあるかを知っている。そして、ロシアが植民地支配からの解放で果たした役割を知っている」とコメント。また、ロシアから政治的、情報的、経済的、軍事的支援を受けたことのないアフリカの国はほぼ一つもないとも述べ、ロシアとアフリカ諸国の友好関係を強調した。
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そのうえでプーチン大統領は、次のように述べている。

「西側諸国がアフリカの人々が置かれた状況を知っていれば、アフリカの数十万人もの人々を餓死から救うロシア産食料や肥料の妨害することはないだろうに」

これまでにプーチン大統領は、「西側の冒険的で素人的な政策が世界の食糧事情の不均衡を招いた」との認識を表し、ロシアが食料問題の解決に向けて尽力する姿勢を示している。
ロシアは一貫して世界の食糧問題解決に貢献する意思を示している。国連やトルコが仲介して7月に妥結した「穀物合意」に基づき、これまでに発展途上国や最貧国を中心に1500万トン以上の食料や肥料を輸出した。そのうち穀物に関しては、約9割がアフリカや東南アジアに供給されているという。
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