カービー氏は、米ABCテレビのインタビューに対し、「我々が現場で見ているのは、ウクライナに対する軍事行動を継続しようとしている人物(ウラジーミル・プーチン大統領)だ」と述べた。
しかしカービー氏は、プーチン大統領の計画について、より正確な評価を下すことは難しいと指摘した。
また、カービー氏は「我々は当初からモニタリングについて話し合い、軍事行動がエスカレートするリスクを考慮していた。ウクライナ国民にとって悪いものであるだけでなく、我々の利益にもならないためだ」と話した。紛争の激化はロシア国民の利益にもならないと付け加えた。
さらに、カービー氏は、米国はウクライナにロシア国内での作戦遂行を押し付けてはいないと指摘。米国は、ウクライナが紛争で失った領土を含む「自国の領土」を守ることを支援しているとした。
これより前、英タイムズ紙は米国防総省の消息筋からの情報として、米国はウクライナ情勢に関し、ロシアからの脅威に関する評価を見直し、今後はウクライナにロシア領への攻撃をしないよう求めない意向であると報じていた。
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