バイデン大統領はホワイトハウスで行われた署名式で、「愛は愛である、権利は権利である、裁きは裁きである 、これは米国人にとって重要な基本的価値である」と表明した。この法律は、米国史の一時期において禁止されていた異なる人種間の結婚も承認する内容であることを強調した。さらに大統領はトランスジェンダーの子供達を保護する必要性を訴えた。
バイデン氏によると、一部の州では子供達の権利が制限される傾向にあるという。こうした州では、子どもたちに性転換手術を行う医師は刑事的責任を問われる可能性がある。
バイデン大統領は演説の中で、「自分が愛されているということを理解させるために、この子たちを守る義務がある、私たちは彼らの側に立っており、自分探しをしていいよと彼らに言うべきである」と語った。
最高裁は2015年、全ての州に対して同性婚を認めることを義務付ける判決を下したものの、一部の最高裁判事は妊娠中絶の禁止に関する2022年の判決で、同性婚の権利を見直すよう指摘していた。
関連ニュース