韓国軍による竹島の防衛訓練を受け、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長は金容吉(キム・ヨンギル)在京韓国大使館次席公使に対し、「竹島は歴史的事実に照らしても国際法上も明らかに日本固有の領土であることに鑑み、韓国軍による訓練は到底受け入れることはできず、極めて遺憾だ」と強く抗議した。また、熊谷直樹在韓国日本国大使館次席公使も金相勳(キム・サンフン)韓国外交部アジア太平洋局審議官(局長代理)に対して同様に抗議したという。
竹島の防衛を目的とした訓練は22日に行われた。聯合ニュースによると、訓練は小規模、非公開で実施され、竹島に「兵力は上陸しなかった」という。
韓国は1986年に初めて竹島の防衛訓練を行った。2003年以降は年2回実施している。
日本は先に、改定した「国家安全保障戦略」で竹島の領有権に関する日本の立場を再確認、韓国側は強く抗議した。
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