NHKによると、現地を訪問中の西村経産相とオマーンのエネルギー担当の閣僚が同席し、27日に合意文書への署名式が行われる予定。
日本は現在、LNGの輸入量の2.6%にあたる年間190万トン余りをオマーンから輸入している。オマーンの輸出拠点などは、ペルシャ湾のホルムズ海峡を通過する必要がないため、紛争などの影響を受けにくいとされ、日本はエネルギー安全保障上、重要な輸入先と位置づけている。
LNG需給が世界的に逼迫する中、日本は調達先の多角化を進める意向。
オマーンとは他の日本企業も交渉を行っているという。合意すれば、輸入量は年間で計300万トン以上に増加する見通し。
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