ドイツのエネルギー企業RWEは西部デュッセルドルフのリュッツェラト村で石炭の採掘を計画している。地区の決定によると、この村は1月末までに住民の完全退避が義務付けられている。一方、石炭の採掘に反対する環境保護活動家らは村の保存を希望しており、既に住民が退避した家々に入居し、暮らしている。
環境保護団体側は爆竹や石、瓶などを警察に投げつけ、バリケードを設置したほか、道路に「張り付いて」抗議する活動家も見られた。この抗議活動には「リュッツェラトは生きている」、「最後のジェネレーション」という団体が参加した。
リュッツェラトの石炭採掘は不足する国内の電力供給を補うため、必要不可欠とされている。
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