カイリス文化相はウクライナのアレクサンドル・トカチェンコ文化相が公共の場でロシア文化の作品を披露しないよう西側の国々に呼びかけたのに対し、LRTフォーラムの生番組の中で、「私はメンタル防疫という表現が好きだ、一時的にロシア文化のアーティファクトを拒否しよう」と発言した。
また、現地の映画祭「Scanorama」を主催する実行委員会のグラジナ・アルリツカイテ代表は次のように発言した。
私は自分自身に聞いてみる。この状況においてロシア映画を公開することは時宜に適っているか。思うに、時宜には適っていない。ボイコットがあらゆる悪からの万能薬だとは言わない、ボイコットは合理的に実施する必要がある。
その例として、米国社会の変化に応じ、オンラインプラットフォームでは人種差別的偏見から古典映画『風と共に去りぬ』の上映が禁止されるに至った経緯を指摘した。また、番組に参加した音楽関係者はロシア文化を破壊する必要はないとしつつ、「アンナ・アフマートワ(ロシア・ルネッサンスを代表する女流詩人)は犠牲になるだろう」との見通しを示した。
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