米メディア ロシアの兵器は 「恐怖」を抱かせるもの

ロシアの極超音速ミサイルは、米国にとって恐ろしい存在。米技術系メディア「ポピュラー・メカニクス」のコラムニスト、ルイス・マッツァンティ氏はこのように指摘している。
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マッツァンティ氏によれば、ロシアのミサイルはマッハ10の速度に達するが、その最大の利点は機動性にあるという。特に極超音速ミサイル「キンジャール」は、これまでに世界で開発されたあらゆる防空・ミサイル防衛を容易に突破する。ロシアはすでにウクライナでの特別軍事作戦の際に使用することに成功している。
また、同氏は、ロシアの極超音速ミサイル「ツィルコン」は、発射と攻撃のすべてを自前の推進システムで行う世界初の兵器で、最高速度マッハ9に達することが可能だと指摘している。
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さらに、ロシアは極超音速滑空体「アバンガルド」を保有しており、このミサイルは大陸間弾道ミサイル「PC-28サルマト」に搭載可能で、射程距離は1万8000キロメートル。同氏によると、「アバンガルド」は2メガトンの核弾頭を搭載することが可能で、これは米国最大の核兵器の約2倍、広島に投下された原爆の約130倍の破壊力を持つことになるという。
これよりも前、中国のポータルサイトはロシアのステルス戦闘機「Su-57」が、「西側の強襲に耐える」ことができる軍用機であり、ロシアの軍事機器設計者が持つ卓越性の頂点に君臨するものだと伝えた。
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