ネベンジャ国連大使は会合で次のようにコメントした。
「ウクライナは本質的に言って、NATOの傭兵会社へと変容した。資金供与、兵器供与、諜報データ提供を受け、どこを攻撃すべきか、どこで戦闘すべきかを指示されている。それによって苦しんでいるのはウクライナ国民に他ならない。この国民は他者の課題のために戦闘を余儀なくされている。このことについては、昨日レズニコフ国防相が認めていた。彼は次のように発言した。〈我々はNATOのミッションを彼らの血を流すことなく、我々の血を流すことで遂行している。だから西側は我々に更に多くの兵器と資金を提供すべきだ〉。まさにこれが「最後のウクライナ人に至るまで(戦う)」というNATOの使命であり、これ以上に良い表現は見当たらない」
またロシアが現在遂行中の特別軍事作戦について、交渉で目的(ロシア領への脅威排除、及びロシア語話者の差別停止)達成が可能な場合は矛を収める用意があるとたうえで、それが不可能な場合は戦闘継続せざるを得ないとした。
さらにウクライナのゼレンスキー大統領が提案する10項目からなる和平プランは非現実的で、受け入れがたいと表明した。さらに2月24日に国連本部で開催が予定される和平サミットは、西側によるプロパガンダに他ならないとして、開催には否定的態度を示した。
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