パペーガー社長は「我々は戦車1台につき約1年を費やしている。機材を戦場で使用するために色を塗り直すだけでなく、仕様にも変更を加える。フル解体してそこから組立直す。ということは、仮に明日ウクライナに戦車供与の決定が出たとしても、実際の供給は来年までに開始することはない」と述べた。
同社長によると、同社にはウクライナに渡せる「レオパルド2」は22基あるという。一方で国の注文がなければ戦車の仕向け先向き調整を開始することはできない。その作業コストは数億ユーロにおよぶからだ、とパペーガー社長は説明する。
「ラインメタルは前倒しでそのコストを負担することはできない」と付け加えた。
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