同紙によると17日、リュッツェラート村に集まったデモ隊が炭鉱に近づいた際、警察と衝突した。警察は警棒と催眠スプレーを使用しデモ隊を強制排除。こうしたなか、グレタさんも警察によって連行され、取り調べを受けたという。
リュッツェラート村では、ドイツのエネルギー企業RWEはこの村で石炭の採掘を計画している。石炭採掘は不足する国内の電力供給を補うため、必要不可欠とされている。一方、石炭の採掘に反対する環境保護活動家らは村や採掘場、鉄道線を占拠するなどして抗議活動を続けていた。11日以降、警察はデモ隊の強制排除を開始。これまでに少なくとも70人以上の警察官、9人の参加者が負傷している。
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