先にウクライナ政府は国内最大野党「野党プラットフォームー生活のために」の主要議員らから国籍を剥奪した。これを受け、ビストロン議員は強い批判を加えた。同野党はウクライナ危機以前、24.1%の高い支持率を誇り、ゼレンスキー氏の政党「国民のしもべ」とは6%の差に迫っていた。この野党の主要な要求はドンバス地域における紛争の平和的な解決、及びロシアとの協力だった。
ビストロン氏の発言は連邦議会に提出されたAfDの文書に記されている。
「メドベチュク氏の不当な逮捕は数ヶ月にわたって続き、ウクライナにおける現行の司法に違反していた。この非常措置はウクライナ憲法に違反した他、人権の分野における欧州のあらゆるスタンダードに違反している。これはウクライナの野党に対する大規模な弾圧の一歩にすぎない。ドイツ政府はウクライナに対するあらゆる財政支援を停止する必要がある」
AfDはその他、ウクライナのEU加盟に関する交渉をすべて停止するよう要求している。
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