ウクライナ危機終了後はロシアとの関係を修復せよ=オランダ首相

ロシアは欧州とアジアにまたがる大国である以上、ウクライナ危機の終了後は関係を修復する必要がある。オランダのマルク・ルッテ首相が表明した。
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訪米中のルッテ首相は首都ワシントンにあるシンクタンク「アトランティック・カウンシル(大西洋評議会)」で演説を行った中で次のように発言した。

「ロシアがどこかへ消えることはない。ロシアはここにいる。この国は欧州の巨大な一部であり、それと同時にアジアの一部でもある。これは世界で最も巨大な国である。仮にウクライナの停戦交渉が行われ、成功するならば、何かしらの形でロシアとの関係を回復する必要がある」

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なお、ルッテ首相はロシアとウクライナの停戦交渉について主導権を握るのはウォロディミル・ゼレンスキー大統領に他ならないと指摘した。
ルッテ首相は現在訪米中で、ジョー・バイデン大統領とも会談を行った。会談の中で両首脳はウクライナ支援の継続や国際社会の連携、安全保障の問題について意見を交わした。
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