ヴォロディン氏は国家院(下院)本会議で「ウクライナは米国とNATOによって、ロシア発展を止めることを目的とした対ロシア戦基地に選ばれた。しかしウクライナは欧州弱体化の基地でもあった。米国の強敵である欧州を排除するための基地であることがわかった」と発言。
ただし、ヴォロディン氏によると、欧州指導者は、米国とNATOが同じような熱意で国際舞台から強い欧州を排除するためにウクライナ紛争を利用していることを最後まで認めることができなかったという。
ヴォロディン氏は以前、欧州共同体はロシアに対する軽はずみな行動により「衰退」に向かっていると発言。EUが快適に存在できたのはロシアのエネルギー資源のおかげだと語った。
スプートニク通信はこれより前、ドイツのクリスティーナ・ランブレヒト国防相がラムシュタイン基地でのNATO諸国定例会議を前に辞任したことを伝えた。同相はウクライナ軍事支援に積極的な政策を行って行った。ウクライナが希望している独主力戦車「レオパルド」はドイツ軍にも十分な数量はなく、ウクライナ兵士は「レオナルド」の代わりにヘルメットをかぶればいいとの発言をしていた。
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