ニコシア大学(キプロス)の研究者らが今回、核爆弾の爆発のシミュレーションを行ったところ、 核爆発の中心にいる人は生き残る可能性は低く、爆風から離れた場所にいる人は、建物の廊下や窓、ドアのそばに立たない方がいいことが分かった。また、人が多く立っている廊下では爆風波の威力が著しく増大することも判明した。
また、この研究では、コンクリート住宅の中で生き延びるのに最適な場所が明らかになった。それは部屋の隅。研究者らは、「爆心地に近い部屋でも、爆発地点に面した壁の隅に身を置けば、衝撃波から逃れることができる」と指摘している。衝撃波は壁に当たると角に向かって移動する。そして、衝撃波が移動する経路上では人体の重量の18倍に相当する負荷が発生するという。
スプートニクは先日、北朝鮮指導部は核兵器を未来の世代を守るための道具とみなしているというニュースについて報じた。
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