同紙が米政権筋の話を引用したところによると、バーンズ長官は先週末に密かにキエフを訪れ、ゼレンスキー大統領に、今後数週間から数ヶ月間におけるロシアの軍事計画に関する予測を説明したという。
同紙は、ウクライナ政府は、バーンズ氏が提供できる情報を高く評価するとみている。バーンズ氏とゼレンスキー大統領は、11月の中間選挙で米共和党が下院で過半数を獲得して以降、ウクライナ政府が米国や他の西側諸国からの援助をいつまで当てにできるのかについて議論を行った。
また、バーンズ氏はゼレンスキー大統領に対し、今後、ウクライナを支援するのは難しくなると語ったという。
同紙によると、ゼレンスキー大統領と側近は、バイデン政権のウクライナ政府への支援は弱まらず、少なくとも7月か8月までは支援に関する緊急資金メカニズムが維持されるという印象を抱いて会談を終えたという。
情報筋によれば、ウクライナ政府は数十億ドル規模の追加援助パッケージが米国議会で可決される見込みに関してはあまり自信を持っていない。
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