米国防総省の元顧問 米国はロシアを過小評価したと語る

米国防総省の元顧問であるダグラス・マクレガー大佐は、ロシアとの紛争でウクライナを支援する決定を下したことは米国の誤算だったとの考えを示している。同氏はユーチューブ・チャンネル「Judging Freedom」の動画で、米政権がロシアを過小評価したことについて語っている。
この記事をSputnikで読む
マクレガー氏によると、米政権はロシア軍が弱く、北大西洋条約機構(NATO)加盟国から兵器が供給されているウクライナ軍を倒すことはできないとみていたという。

「米政権はロシアが弱く、無能であるという考えをとても気に入って、介入を決めた。それ以来、米政権は自身の存在感を高め続けている」

ウクライナ紛争はロシアを強くし、西側を零落させている=マクレガー大佐
マクレガー氏は動画で、ロシア軍の状態が悪いという米国の政治家による情報は確認されていないと指摘している。ウクライナ軍は軍事力を使い果たしたが、ロシアは今がピークだと同氏は強調している。
関連ニュース
米国防総省長官「我々は中断しない」 ウクライナへの兵器供与
ロシア下院議長「米国はウクライナを欧州弱体化の基地にした」
コメント