ガブリロフ氏は次のように警告している。
「ウクライナの軍事スポンサーの西側諸国に、核による挑発と恐喝を助長しないよう警告する。戦車『レオパルド2』や歩兵戦闘車ブラッドレー、マーダーはウランを含む徹甲弾で武装していることは知られており、ユーゴスラビアやイラクで使われ汚染を引き起こしている。 ウクライナにこうした兵器用の弾丸が供与された場合、我々はそれをロシアに対する『汚い核爆弾』の適用とみなす」
ロシア科学アカデミーの軍事学博士、コンスタンティン・シフコフ氏は「レオパルド2」の武装にも劣化ウラン弾は含まれていると指摘する。場合によっては放射性物質による土壌汚染を引き起こしたり、使用地域におけるがんの発症率が急増する可能性もあるという。
ドイツ政府は25日、14両の独製主力戦車「レオパルト2」をウクライナへ供与することを決定したと発表した。また、他国が「レオパルト2」をウクライナへ供与することも承認した。また、米国も主力戦車「エイブラムス」31両のウクライナへの供与を決めている。
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