ミラノビッチ氏は、クロアチアがウクライナ紛争に干渉することはないと述べている。
「(24日の欧州評議会で)ドイツの外相が、ロシアと戦争をしているのだから団結すべきだ、と英語で発言したのだ。『我々はロシアと戦争している』と言ったのだ。私はそれは知らなかった。もしかしたら、ドイツはまたロシアと戦争しているのかもしれない。そういうことなら上手くいくことを祈る。70年前よりうまくいくかもしれない。まあ、我々は誰とも戦争はしていないのだが」
ミラノヴィッチ氏は、ウクライナに供与される戦車は「燃えるかもしれないし、クリミアまでたどり着くことになるかもしれない」が、クロアチアは戦車を供与しないだろうと述べた。
「西側の戦車をウクライナに送れば、戦争は続く。米国とロシアが、まだ見ぬ合意に達しない限り、戦争は終わらないだろう。何かしらの議論が行われていることを願っているが、そうでなければ、第三次世界大戦に向かってゆっくりと進んでいくことになる」
ドイツ政府は25日、同国製の戦車「レオパルト2」をウクライナへ供与すると発表した。米国のバイデン大統領も、同国の主力戦車「エイブラムス」31両をウクライナに供与することを決定したと明らかにした。