同紙によると、「MQ-9 リーパー」販売オファーには、無人航空機機を「どの場所でも」使用するための遠隔操作用地上誘導ステーションも含まれている。一方で、「形だけの購入価格」ではあるが、ウクライナ側は無人機の調整・輸送費に約1000万ドル(約13億円)を負担する必要があり、さらに毎年メンテナンス費用として約800万ドル(約10億4000万円)のコストがかかるという。
米国はウクライナに対し、既に自爆突入型無人航空機(徘徊型兵器)「スイッチブレード」を含む小型無人航空機を700台以上提供している。しかし「MQ-9 リーパー」は攻撃手段の運搬が可能な高度無人機で、最大24時間の連続飛行時間と時速400キロ以上の速度に到達可能なターボプロップエンジンを搭載している。
これより前、米国はウクライナに供与する総額22億ドルの追加軍事支援に、さらに射程の長い長距離ミサイルを加えることが明らかになった。
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