ウクライナへの戦闘機供与の可能性を排除しない=スナク英首相

英国のスナク首相はテレビチャンネル「TalkTV」の番組で、英国は将来的にウクライナへ戦闘機を供与する可能性を排除しないが、その訓練には何年もかかる可能性があるとの見方を示した。
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「いや、我われは(編注:戦闘機供与の可能性を)排除しない。我われはウクライナの友人たちと彼らをどのように支援するのがより良いかについて協議している。しかし、戦闘機は途方もなく複雑な装備品であり、操縦するためは数年とは言わないまでも数か月の訓練が必要であることを覚えておく必要がある」

またスナク氏は、首相に就任してから100日間でウクライナへの軍事支援に関する英国の戦略がより積極的なものに変わったと述べ、英国はウクライナに重戦車を供与する最初の西側諸国の1つであることを強調した。英政府は1月中旬、ウクライナに英国の主力戦車「チャレンジャー2」14両を供与すると発表した。
英国 ウクライナへの戦車「チャレンジャー2」供与をめぐりスナク首相を批判
ドイツ政府の報道官は今月3日、国産の戦車「レオパルト1」をウクライナに供与する許可を出したと発表した。
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