外務省やテレビ朝日などによると、この日派遣されるのは東京消防庁の隊員ら6人を含む
先遣隊18人。今後、外務省や海上保安庁、消防、警察などから派遣される計75人が現地で活動する。
このニュースに日本のインターネットユーザーからは「今朝の10時頃の地震、その被害を認識してから、1次(先遣隊)出発までの速さは素晴らしいです」「誇らしい、貢献して怪我なく無事に帰ってきて」と迅速な対応を
評価する声や、「おそらく報道で出ているより被害は遥かに酷く、過酷な作業となる」と現地の状況を心配する
コメントがあがった。
また、トルコが親日国であり、東日本大震災の際に支援を受けたことにふれ、「恩を返す時が来たようだ」とする
意見もみられた。一方、元海上自衛官の
佐藤正久・参議院議員はツイッター上の自身のページで、この地震で同じく大きな被害を受けた「シリアへの派遣検討も必要」と指摘している。
トルコ南東部のシリア国境付近で現地時間6日午前1時17分(日本時間同日午前10時17分)、マグニチュード7.8の地震が発生した。その後、同日午前10時(日本時間同日午後7時)過ぎにも周辺でマグニチュード7.7の地震が観測されるなど、大規模な余震も相次いでいる。
トルコ当局はこれまでに少なくとも1498人が死亡、7634人がけがをしたと発表。シリア保健省も少なくとも461人が死亡、1315人がけがをしたとしている。両国あわせると、死者は1959人、負傷者は8949人に上った。また、トルコではこの地震でこれまでに2834棟の建物の倒壊が確認された。エルドアン大統領は、1939年以来で最大の地震だとしている。