カービー氏は6日の記者会見で、「今日、例えば、当初予定されていた会談に向け、ブリンケン長官が(中国を)訪問することは適切ではないと考える。前述のように、ブリンケン長官は適切な時期に(中国訪問の)新たな日程を決めるべく中国外相と協議するだろう」と語った。
一方で、在中国米国大使館を含め、両国間の接触は続いていると強調。またカービー氏は、気球撃墜事件をめぐる米中間の緊張が紛争にエスカレートする理由はないと考えていることを指摘した。
中国の謝鋒外務次官は6日、中国の気球に対する米国の行動は、中米関係の安定化プロセスを損ねたと表明した。また中国中央テレビの報道によると、謝鋒氏は5日、中国政府を代表して在中国米国大使館の担当者に、この事件に関連して厳正な申し入れを行った。
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